2013年7月24日水曜日

飛騨高山 乗り鉄の旅



ふらりと一人旅をしてきました。
JR高山線で行く飛騨高山の旅です。

以前から高山線からの車窓の風景に憧れていたんですよね。で、ちょっとだけ時間ができたので、行ってみました。

まずは成田から名古屋まで飛行機で。周囲からは「空港までの時間とかを考えたら、新幹線のほうが断然早いじゃないか」と散々言われました。ええ、そうなんですけど、新幹線や高速バスのほうが私の住んでいるところからは明らかに便利なんですけど。

だけど空港が好きなんだもん。飛行機が好きなのさ。飛行機に乗りたい気分だったのよー!

そして名古屋駅で最終目的地である富山までの切符を買います。普通乗車券です。特急券は買いません。今回は「各駅停車」だけを乗り継ぐ旅なのです。ふふふ、まるでテレビの旅番組みたい。

あまり知られていませんが、乗車区間が100kmを超えるJRの乗車券は、途中何度でも途中下車が可能です。(東京、大阪などの大都市圏は途中下車できません)
その際、自動改札を使わずに、駅員さんに「途中下車したいんですけど」と言うと切符に駅名入りの小さなはんこを押してくれて(面倒くさいのか押してくれない駅もあるけど)、再び乗車するときは切符を見せればOK。しかも200kmを超えると有効期間は2日間、400kmでは3日間になるので、途中で宿泊も可能です。

そして、高山線の各駅停車は本数がそれほど多くないので、時刻表を見ながらどの駅でどれくらいの時間途中下車できるか、を考えるのが至福のとき♪



私は特に鉄ガール(笑)というわけではないのですが、乗り物が好きなんです。あと、時刻表を眺めるのもけっこう好き(笑)。目的地まで新幹線でぴゅーっと行って、そこで観光を楽しむというよりは、そこに至る過程を楽しむのが好きです。だからバイク旅も好き。無駄がいっぱいあるから。おかげで大事な観光スポットを見落とすこともよくあるけど。それはそれでいいと思ってる。あ、でも、ガイドブックとかは買わないんですが、駅に着くとたいてい観光案内所みたいなものがあるので、そこで簡単な地図をもらって、ついでにオススメの場所を聞いたりして、地元の人に聞きまくるタイプです。

というわけで、高山線の旅、車窓の眺めが想像以上に素晴らしいー!
高山が朝市などで有名な観光地ですが、私は「飛騨古川」というところが気に入りました。高山に比べると観光客も少なめですが、古い町並みが残されていて、しかもお土産屋さんも少なくて保存地区っぽくなくて、生活が息づいている感じ。しっとりとしたいい町でした。(写真も飛騨古川で撮影したものです)